婦人科検診 Medicalcheck

婦人科検診(子宮頸がん・子宮体がん検査)|上野駅前婦人科クリニック

婦人科検診とは婦人科疾患を調べる検診のこと。【婦人科検診のポイント】女性特有の疾患を発見するために定期で行いたい検診。

婦人科検診とは、子宮頸がんや乳がん、子宮・卵巣の疾患など、女性特有の病気の早期発見に役立つ検診です。婦人科検診は、1年に1回受けることが推奨されています。上野駅前婦人科クリニックでは子宮頸がん検査・子宮体がん検査・経膣超音波検査(経膣エコー)を実施しています。

※当クリニックでは、乳がん検診は行っておりません。

また当クリニックでは、妊娠・出産をご希望の方に「ブライダルチェック」を実施しています。ブライダルチェックは結婚の前後を問わず受けることが可能で、婦人科系の疾患だけでなく、妊娠・出産に影響がある病気・感染症の有無を調べられます。

このページの監修医師

上野駅前婦人科クリニック:杉浦由紀子院長(女医)のイメージ画像

上野駅前婦人科クリニック 院長 
杉浦由紀子

2011年東海大学医学部医学科卒業。日本産科婦人科学会専門医として、都立病院の産婦人科やレディースクリニックの経験を経て、2023年6月16日に上野駅前婦人科クリニックを新規開院。

目次

婦人科検診の内容は?

検査名 検査内容 検査方法
子宮頸がん検査

【検査方法】問診・視診・子宮頸部の細胞診・内診で、子宮頸がんの有無を確認する

【検査方法】 問診後、クスコ(腟鏡)を使って子宮頸部(子宮入口)を視診します。その後、綿棒のような柔らかい検査器具を用い、子宮頸部の細胞を採取し、顕微鏡で調べます。

子宮体がん検診

【検査方法】子宮内膜の細胞診/組織診で、子宮体がんの有無を確認する。

【検査方法】 内診台で、綿棒のような柔らかい検査器具を用い、子宮内膜の細胞を採取します。採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞の有無を確認します。

経膣超音波検査

【検査方法】超音波機器(経膣ブロープ)で子宮、卵巣の病気(子宮がん・卵巣がん・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣のう胞、子宮内膜ポリープなど)の有無を確認する。

【検査方法】 内診台で、プローブと呼ばれる細い棒状の超音波検査器具を膣に挿入した後、超音波が子宮や卵巣に反射した画像をモニターに映して検査します。

何がわかるの? 婦人科検診の目的

婦人科検診は、子宮頸がんや乳がん、その他子宮・卵巣の病気を早期発見するために欠かせない検査です。現在は女性の2人に1人ががんと診断され、女性の6人に1人ががんで死亡するといわれているだけに、婦人科検診の重要性は年々増しています。

特に、20代の女性で増えてきているのが子宮頸がんです。

若い世代で急増する子宮頸がん

年齢別子宮頸がん罹患率のグラフ。20~30代で急増

子宮頸がんとは、子宮の入り口にある管状の「子宮頸部」にできるがんです。子宮のがんは、子宮頸がんと子宮体がんに分類されますが、そのうち約7割が子宮頸がんとなっています。

子宮頸がんの原因は、性交渉を介して感染するヒトパピローマウイルス(HPV)によるものがほとんどです。HPVは男性にも女性にも感染するありふれたウイルスで、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があります。

近年、20~30歳代と若い世代での子宮頸がん罹患数が増えています。その理由として挙げられるのが、性交開始の低年齢化です。性交開始が早いほどHPVに感染する時期も早くなり、その分、若年で発症しやすくなっています。

HPVに感染したからといって、必ず子宮頸がんを発症するわけではありません。感染しても約90%の方は、免疫によってウイルスが排除されるといわれています。

しかし、残りの10%程度は感染が継続し、数年かけて子宮頸がんへと進行していきます。

自覚症状としては、不正出血やおりもの異常が現れますが、気づかずに放置してしまう方が少なくありません。子宮頸がんを早期発見するためには、定期的な婦人科検診がとても大切です。

子宮頸がんワクチンについて

上野駅前婦人科クリニックでは、子宮頸がんの原因となるHPV感染を防ぐ「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)」の予防接種を実施しています。

当クリニックでは、以下のワクチンが接種可能です。

  • ・ガーダシル
  • ・シルガード9

お急ぎの方はお電話ください

診察のご予約はこちら

診療時間 10:00~19:00
※最終受付 初診18:00 再診18:10
※4月以降:土日祝9:00-18:00(最終受付 初診17:00 再診17:10)

40代から増加する子宮体がん

子宮体がんとは、子宮頸部のさらに奥にある子宮体部のがんのことです。子宮内膜から発生することが多いことから、子宮内膜がんとも呼ばれています。

子宮体がんは、子宮頸がんと比べると更年期から高齢者に多い病気です。40代前後や閉経後の方で不正出血の症状が出ている方は、検査を受けることを推奨します。

子宮体がんは、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンによって、子宮内膜が刺激されてがんが発生すると考えられており、以下の方が子宮体がんになりやすいといわれています。

  • ・不妊症である方
  • ・妊娠・出産経験がない方
  • ・閉経が遅い方
  • ・肥満体質の方
  • ・高血圧の方
  • ・糖尿病を患っている方
  • ・近親者に乳がん、大腸がんを患った方がいる方

婦人科検診は痛いの?

子宮頸がん検査などでは、膣を広げるためのクスコや、細胞採取のための医療器具を膣に挿入します。この時に性交渉経験や出産経験がない方は、少し痛みを感じられる方もいらっしゃいます。

それでも、基本的に我慢できないほどの強い痛みを感じることはほぼありませんので、ご安心ください。

もちろん痛みは個人差があるものですが、子宮頸がん検査や経腟超音波検査で検診用の器具を挿入する際に、できるだけ力まず、リラックスしていれば、多少の違和感は覚えても、強い痛みが出ることはありません。

ただ細胞をこすり取るときに、わずかに出血する可能性もあるため、ナプキンをご用意していただくと安心です。

婦人科検診の料金

子宮頸がん検査 5,500円(税込)
子宮体がん検査 6,600円(税込)
超音波検査 5,500円(税込)
婦人科検診
(子宮頸がん・超音波検査)
11,000円(税込)

当クリニックは、台東区の検診実施医療機関です。(子宮頸がん検診・風しん抗体検査)対象となる方は、ご予約時にお申し出いただき、チケットをお持ちの上ご来院ください。

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診療時間 10:00~19:00
※最終受付 初診18:00 再診18:10
※4月以降:土日祝9:00-18:00(最終受付 初診17:00 再診17:10)

婦人科検診のよくある質問

生理中でも婦人科検診は受けられますか?
A.正確な検診を行うために、月経中の婦人科健診は控えていただいております。万が一、検査日当日に月経が来た場合は、お電話にてご連絡をお願いします。
婦人科検診は何歳から受けるべきですか?
A.具体的に受けるべき年齢というものは定められていませんが、子宮頸がん検査は性交渉の経験がある20歳以上の方に検診を推奨しているため、このタイミングで受けることがおすすめです。
婦人科検診はどんな服装で受けたほうがいいですか?
A.内診の際にはショーツ・ストッキングを脱いでいただきますので、着脱しやすい服装がおすすめです。

News

お知らせ

  • 2024/4/18

    臨時休診は4月12日・4月29日・4月25日・5月11日です。

  • 2023/8/16

    避妊パッチ・避妊注射の取扱いを始めました。豊富な避妊方法をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

  • 2023/7/12

    避妊インプラントと、中絶手術の予約を開始しました。